公益財団法人鹿島学術振興財団
2017(平成29)年度 事業報告書
事業の状況
当財団は、我が国の学術及び文化の発展に寄与することを目的として、1976(昭和51)年4月に設立され、2011(平成23)年10月3日に公益財団法人鹿島学術振興財団へ移行した。この間、当財団はその事業として学術に関する研究に対する助成・援助(研究助成、研究者交流援助、国際学術交流援助)を行ってきた。
本年度は、助成事業の安定的な運営を図るため、株式配当金及び寄附金による収入に加え、学術振興事業資産の取崩しにより事業資金の確保を図り、 2017(平成29)年度事業計画に従って助成事業を実施した。
(詳細は、本ホームページ「助成一覧」にて公開。)
□ 助成事業
(1)研究助成
都市・居住環境の整備及び国土・資源の有効利用等による国民生活環境の向上、我が国の学術の発展並びに学術の国際交流を図るための事業目的に該当する研究を行う研究者又は研究グループに対する研究助成を決定した。
件数 39件 金額 4,825万円
(2)研究者交流援助
学術の国際交流に貢献するため外国において研究活動を行うための研究者海外派遣(長期、短期)及び我が国への外国人研究者の招へい・受入れ(短期招へい、長期受入れ)に対する交流援助を決定した。
件数 5件 金額 1,460万円
(3)国際学術交流援助
学術の国際交流事業として我が国で開催される「国際研究集会」等に対する援助を決定、実施した。
件数 12件 金額 600万円
2017年度合計は、 件数56件、 金額 6,885万円