援助内容
1. 援助対象研究分野
我が国の学術の発展並びに学術の国際交流を図るため、工学を含む自然科学、人文・社会科学、学際融合的な分野・領域等において、国民生活向上への寄与が期待される研究を幅広く対象とする。
●援助対象となる主な研究分野
- 都市・居住環境の向上
- 国土・資源の有効利用
- 防災・危機管理の推進
- 文化・自然環境の保全
2. 援助対象研究者
我が国の大学等研究機関に所属する「常勤の研究者」
3. 募集期間
7月1日~10月31日
4. 援助の種類
(1)短期派遣
我が国の上級研究者(教授級)および中堅研究者(准教授、講師、助教)を対象、派遣期間は原則3ヵ月以内。渡航費等と滞在費(上級研究者 20,000円/日、中堅研究者 15,000円/日)
*2024年度採択実績 申請2件 採択1件
(2)長期派遣
我が国の中堅研究者(准教授、講師、助教)を対象、派遣期間は原則1年以内。渡航費と滞在費(15,000円/日)
*2024年度採択実績 申請12件 採択5件
5. 援助金額
研究者交流援助※として、2025年度採択予定額は総額4,000万円とする。
※研究者海外派遣(短期・長期)および外国人研究者招へい・受入れを合わせた全体の予定額
6. 選考方法
「選考委員会」において審査の上、助成対象候補を選考し、「理事会」において決定する。
応募の流れ
7月1日 WEB申請受付開始
別添資料(現物)の郵送を希望されない限り、WEBのみで申請が完了いたします。
10月31日 募集締切
翌年3月下旬 採択・不採択の決定
採択予定者に対する内定通知をメールにて翌年2月頃までに送付後、3月下旬に全申請者、所属機関宛に書面をもって通知いたします。
翌年4月以降の希望日 採択者に援助金を送金
出発日の1ケ月前程度を目安としています。
募集要項・申請書類一式
下記より申請をお願いいたします。
研究者海外派遣(短期・長期 共通)
FAQ(よくある質問)
- これから申請をされる方・申請中の方
-
- 申請書の記入スペースを増やしてもよいですか?
- 増やすことは可能ですが、選考の際に不公平をきたす場合もあるので、既定のフォームを大きく変更せずに、数行程度の増で記入してください。
- 助成金に所属機関の間接経費を計上してもよいですか?
- 助成金を間接経費に充当することは想定しておりません。
- 申請後の取り下げは可能ですか。
- 申請後取り下げる場合は、すみやかに財団にご連絡ください。
- 渡航費には同伴者も含めることができますか?
- できません。
- 渡航期間(援助対象日数)の算出について
- 「日本を出国した日」から「日本に入国した日」までの日数となります。
- 海外派遣の出国・帰国は同一年度中でなければなりませんか?
- 出国が採択年度内であれば、帰国は年度を越えてもかまいません。
- 海外派遣に申請しましたが、同じ渡航について他の財源での助成が決定しました。
- 同一の渡航について、原則として使途区分が明らかな場合を除き、他の助成との併用はできません(研究者招へい・受入れの場合も同様)。使途区分が明らかな場合は併用が可能ですので、財団にご連絡ください。
- 現在、海外で研究活動を行っている研究者が、海外派遣援助に申請できますか?
- 既に実施している研究の期間を延長する目的での申請は認められませんが、研究計画が新たな助成対象となり得る申請については審査対象となります。